2011年12月11日日曜日

「Distance」について~展示会でどう見てもらうか

今年の展示会参加スケジュールで一番大きいウェイトになる予定だったのは、
名古屋で11月に開催されたガンプラの展示会、モデラーズサミット2でした。

私は知り合いのマシーネラー中心に3Diansというチームを作って参加したのですが、
残念ながら、ちょうど開発中のタイトルの納品時期と重なってしまって、新作は断念、以前製作した「Distance」と言う作品でお茶を濁す事にしました。

で、今モデルランナーさんというサイトで、モデサミ2参加作品の全レポート(大変な作業量です!!)が順次上がってるのですが、やっぱり作品コンセプトがわかりにくかったみたい(泣)。

MODEL RUNNERさんのレポートはこちら。
http://modelrunner.net/run/20111106/129.html



"1/144 HGUCザクⅡと1/48メガサイズザクの腕のようです。
 距離感???
 ん???
 これは、ひょっとして“見方”を間違ったのかも。
 ザクの肩側から接写して撮る作品だったのかも。
 それで距離感(遠近感)がでる写真になったはず。
 見た時に、気が付かなかったです(汗)
 「なんでET?」とだけ思いました。
 気が付かなくて、ごめんなさい。"
(以上画像と文はRUNさんのレポートより引用)

そーなんです、RUNさん、
こういうアングルで見ることを想定して作っていたんですよぉぉおおお。


横から見るとこんな感じ。


1/144と1/60PGの腕を組み合わせてます。

いやー、本当に視線誘導は難しい。


前回のモデサミ1(2009年)に出品した「RescueBall」も
全体でみるよりも


ぐぐっと寄った時の人間ドラマの方が良い感じに見えるように作ったんですが、
大量に展示されている作品を見る時に、そういうところまではなかなか
見てもらえません。よっぽどキャッチーにしないと。

「じゃ、目立つように、MS同士のドラマにしよう」
ということで作ったのが「Distance」。


でも、これも結局視線誘導ができなくて、
(ちなみにこの作品の初出は2010年第一回明石プラモデル甲子園)

最終的に考えが至ったのが…


「The Princess & Cyclops」なんですね。
上半身だけで、ちゃんとドラマが成立して「絵」としても良い感じ。
自然とこのアングルで写真撮りたくなる(はず)。
ああ…苦節三年、ようやく報われた感じです。

MODELRUNNERさんのレポートでも、こっちの方が枚数割いて頂いてますし(笑)。


でも実は、本当のモデサミ2用の作品は、
この「The Princess & Cyclops」の作風を更に発展させた、
作品になる予定だったのです。

題材は、敬愛する故・飯田馬之助監督のガンダムコミック「宇宙のイシュタム」。
飯田監督の追悼の意味も込めた作品にするつもりでした。

モデサミ3の時には、完成させられるといいなぁ…。







それはそうと
MODEL RUNNERさんのモデラーズサミット2レポートは
本当にすごいボリュームの労作。
私たちのチーム3Diansメンバーの作品も全て網羅されてますんで、
是非チェックしてみてくださいませ。

モデラーズサミット2 目指せ!「フルレポート 百花繚乱!」
http://modelrunner.net/run/20111106/000.html

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